毎日数千回の腹筋の筋トレをしたところで腹筋の皮下脂肪を落とすような部分やせはほぼ無理といえるでしょう。
なぜかというと腹筋自体がとても薄い小さな筋肉でありそれほど大きく筋肥大できる筋群ではないからです。当然数十キロのウエイトを抱えてクランチなどをすれば筋肥大は望めますがそれでも腹部の脂肪を薄くするほどではないのです。
だから腹筋を割るためには有酸素運動をして今ついてしまっている皮下脂肪をいかに落とすかが鍵となるのです。
脚の筋肉は大腿四頭筋など体の中で一番大きな筋肉で、バーベルスクワットなどのように加重できるウエイトもかなり多くなるため脚の筋肉量はどんどん大きくすることが出来、周辺の皮下脂肪を落とすことが可能です。
部分やせのためにスクワットをするわけではありませんが、高重量のバーベルスクワットをこなしていると全身の脂肪も減っていきますし、何よりも太もも部分の大腿四頭筋周囲の脂肪が落ちていきます。
それほど脚の筋肉は大きくて消費カロリーも高いことがわかります。
同じく腕立てやベンチプレスで使われる上腕三頭筋も高重量で鍛えることで皮下脂肪を落として部分やせしやすい部分です。
腹筋を割る割らない関わらず、お腹まわりの贅肉を取りたいのであれば腹筋を毎日何千回もするひつようはなく、単純に食事制限をしてカロリーに気をつけながら有酸素運動をすれば徐々に落ちていきます。
その上で腹筋の筋トレをしておくとよりキレイに腹筋が割れてシックスパックが目立つようになります。